



このたび、当法人の理事長が「第22回ヘルシー・ソサエティ賞」【医療・看護・介護従事者部門】を受賞いたしました。
ヘルシー・ソサエティ賞は、健全な社会と地域社会の実現、そして人々の生活の質(QOL)の向上に貢献した方々を顕彰する賞です。
今回の受賞は、これまで取り組んできた活動をご評価いただいたものであり、大変光栄に存じます。日頃よりご支援、ご協力をいただいている皆様に、心より感謝申し上げます。
今回の受賞を励みとし、今後も地域社会への貢献と、誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けて、より一層努めてまいります。
以下、受賞にあたり、理事長より皆様へのコメントをご紹介いたします。
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第22回ヘルシー・ソサエティ賞 受賞挨拶
本日は、このような栄誉ある賞をいただき、本当にありがとうございます。ご推薦いただきました厚生労働省の関根様はじめ皆様、選考に携わってくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
私は、20代を病院看護師として過ごし、30歳で在宅福祉を立ち上げました。そこで見えたのは、「患者さん」にも、家族や役割、大切な日常があるということ。人生や暮らしまで支えるのが看護ではないか。それが私の地域看護の原点です。
その年、2歳の医療的ケアが必要なお子さんと、お母さんに出会いました。同じ子を持つ親として、障がいがある、ないにかかわらず、生まれた地域で安心して育ち、生きていってほしい。
その願いが、ひだまりの障がい支援の礎です。
目の前で困っている人がいたら、「私には何ができるだろう」と考える。「できない」のではなく、「どうすればできるだろう」かと考え、一つ一つ形にしてきた23年でした。振り返れば、私が追いかけてきたのは、事業でも制度でもなく、目の前にいる、「一人の人の暮らし」でした。その積み重ねが、高齢、障がい、子ども、そして医療へとつながり、今の「地域まるごとケア」となりました。
「看護は、全世代にある」。
人が生きる、その暮らしのそばに、看護はある。
一人で始めたひだまりも、今では職員が約200人。その4分の1が医療職です。
思いで始め、仕組みで守り、地域に根ざす。
私たちがいなくなったそのあとも、この地で生まれた子どもたちが安心して暮らしていけるように。そんな地域を、次の世代へと渡していくことが、今の私にできる役割だと思っています。
最後に、私に看護師という道を与えてくれた両親に感謝します。そして、早くに父親を亡くした3人の子どもたちは、それでもなお、仕事に没頭する私を支えてくれました。
今、我が子が同じ医療職の道を歩んでいることを、母として誇りに思います。
ともに歩んでくれた職員、地域の皆様、法人に関わってくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
私はこれからも、一人一人の声に耳を傾け、仲間とともに、地域の未来づくりを続けてまいります。本日は、誠にありがとうございました。
2026年10月14日
社会福祉法人ひだまり
理事長 永田 かおり